ビオレーソリエス/ビオレソリエスは、フランス原産の高級品種で、果皮の色が濃い紫色で皮ごと食べられます。
甘味が強く裂果が少なく、最も遅くまで収穫できる優秀な品種です。
日本では佐賀県、新潟県の佐渡で栽培され、市場でも人気があります
糖度は20度前後 果重は50~100g前後
収穫期は6月末~7月中旬、8月下旬~11月
※商品写真は、熟す前のものです。(撮影日:10月8日)
イチジク(無花果)の基本情報
イチジクは、雌雄異株の落葉性小高木です。
シリア、ギリシャなどでは紀元前から栽培されていて原産地と考えられています。
日本には17世紀前半の江戸時代に中国から長崎に渡来しました。
葉の切れ込みが浅い品種は古くに渡来したもので、
明治以降に入った葉の切れ込みの深いものを洋種として区別されます。
一般的に呼ばれる「イチジクの実」とは、果実のように見えますが
花の集まりの袋のことで、雌花の花のうで内面は肥厚して甘く美味になります。
イチジクの実を割ると小さな粒々がぎっしりとつまっています。
この粒々が花のかたまりです。
イチジクは栄養成分が大変豊富に含まれていて、食物繊維であるペクチンやミネラル類、ビタミン類、
ポリフェノールの一種であるアントシアニン、植物性エストロゲンも含有しています。
生薬では、熟した果実を天日で乾燥させたものを、無花果(むかか)といいます。
また、真夏に葉を採取して天日で乾燥させたものを無花果葉(むかかよう)といいます。
日本で栽培されている品種は、普通系とサンペドロ系で、
果実の時期により、春果、夏果、秋果などに区別されます。
夏果専用種…サンベドロ系のビオレー・ドーフイン、サンペドロ・ホワイト
秋果専用種…在来種の蓬萊柿(ほうらいし)、ネグロ・ラルゴ、セレスト・アドリアッチ
夏秋兼用種…桝井(ますい)ドーフイン、ブラウン・ターキー、ホワイト・ゼノア、カドタ・ブルンスウィック
などの品種があります。
自家結実性あり、1本で実がつきます。