【予約販売】
テッポウユリ…8月中旬入荷予定
カノコユリ系、ヤマユリ、オトメユリ、黄金オニユリ…10月中旬入荷予定
ササユリ、コオニユリ、クルマユリ…11月入荷予定


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別名：リュウキュウユリ（琉球百合）
テッポウユリ（鉄砲百合）は、沖縄や奄美諸島に自生する多年草の球根植物で、日本固有種です。

草丈は、50ｃｍ～1ｍほどに成長し、長い楕円形の葉を互い違いに付けます。
原産地の沖縄では4～6月頃、栽培地では6～7月頃に、ラッパのような筒状の純白の花を横向きに咲かせます。

ほのかに芳香があり、真っ白な花はゴージャスに見えるため、切り花としても人気です。
他の種類との交雑がしやすい品種で、テッポウユリを親とした園芸品種が多く存在しています。

 

【環境】
耐寒性、耐暑性ともに強いため、日当たりが良ければ場所はあまり選びません。
肥料切れと、特に夏場の乾燥には注意します。

【植え付け】
適期は11～12月です。
地中10～15cmの深さに植え付け、たっぷりと水やりします。

地植えの場合・・・水はけのよい土を好みます。
あらかじめ腐葉土を混ぜこみ、よく耕しておきます。
15～20cmほど間隔を空けて植え付けます。

鉢植えの場合・・・深めの鉢が適しています。5号鉢に1球が目安です。
赤玉土7：腐葉土3の配合か、市販の草花用の培養土に川砂を少々混ぜたものを使います。

【水やり】
乾燥に弱いため、根や球根が乾燥しない程度に水やりをします。

地植えの場合・・・乾燥する日が続いて土が乾いているようなら水を与えます。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。

【肥料】
植え付けして１ヶ月後くらいして根が生えてきた頃に、緩効性化成肥料を少量、株元に施します。
芽が出てきたら１ヶ月に１度、花が枯れるまで同様に少量の緩効性化成肥料を与えます。

鉢植えの場合は、花が枯れるまで2週間に１度、液体肥料を水やりの代わりに与えます。

【植え付け後～花後の管理】
開花の頃までは十分に日光に当てます。
草丈が高くなり、花の重みで茎が折れてしまうことがあるため
草丈が30cm程度になったら、支柱を立ててやると安心です。

花後は、そのままにしておくと種が付いて球根が消耗してしまいます。
早めに切り花にするか、枯れた花は茎ごと切り取ります。
葉は光合成をするため、枯れるまでなるべく残すようにします。

【植え替え・分球】
連作障害を防ぐため、鉢植えの場合は毎年、地植えの場合は2～3年に1回植え替えをします。
10月～11月が適期です。
茎葉が枯れたら球根を掘り上げて、古い茎をねじりながら引っ張って取り、
球根についた古い用土を洗い流します。
この時、分球する場合は下根はつけたまま手で分け、薬剤で殺菌します。

植え替えの球根、分球した鱗片ともに、別の地面や鉢に植え付けの時と同様に植えます。

※ユリの球根は、乾燥が苦手です。
球根をそのまま乾燥させたり、日光に当てたりしないようにしてください。

 

地植え、鉢植えなどで栽培可能です。
花壇や切り花などに利用されます。

耐寒性、耐暑性ともに強く丈夫で、分球も簡単なため初心者でも容易に栽培することができます。