【予約販売】8月入荷予定
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アルビフローラ（シロバナマンジュシャゲ/白花曼珠沙華）は、白いヒガンバナのような姿で「白彼岸花」とも呼ばれます。
開花期は9月頃で、花びらの縁がゆるやかに波を打って、外側に反る特徴があります。
ヒガンバナと比べると、花弁の反り返りがゆるく、花後に出る葉の幅が広いです。
ショウキズイセン（別名：ショウキラン）とヒガンバナの自然交雑種であると言われており
変異が多く、花色（クリーム色や白にピンクの筋が入るなど）や、花の形が異なるタイプがあります。

 

リコリスの基本情報

リコリスは、ヒガンバナ属で多年性の球根植物です。
秋の彼岸の頃にあぜ道などに群生して咲くヒガンバナ（彼岸花）が有名ですが
日本を含む東南アジアに20種類ほどの原種が分布しています。

花期は早い品種は7月から、遅い品種は10月から開花し、
花色は、赤、白、ピンク、オレンジ、黄色などの品種があります。
花型には二つのタイプがあり、ラジアータ（ヒガンバナ）のように花弁が反転するものと、
スクアミゲラ（ナツズイセン）のようにユリに似たラッパ状のものがあります。

葉が出る時期は品種によって異なり、早春に出葉するものと秋に出葉するものがありますが、
いずれも初夏になると葉はすべて枯れます。

※有毒植物です。
全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイドを多く含みます。
毒草ですので、絶対に口にしないでください。

リコリスの仲間であるヒガンバナ（彼岸花）は、古くから様々な形で用いられていた植物です。
有毒性を利用し、ネズミやモグラ、虫除けのために水田の畦に植えたり、 虫除けに墓場に植えられていました。
また、雑草の成長を抑制する作用もあり、イネ科には影響を与えないため水田の畦に植えられたといわれています。

 

【環境】
適度な湿り気があり、水はけのよい場所を好みます。
また、葉のある季節に日あたりが良い場所が適しています。（葉のない季節は日当りを気にする必要はありません）
耐寒性、耐暑性ともに強く、栽培は容易です。
数年は植えっぱなしで大丈夫です。

【植え付け】
植え付けは休眠期の7月～8月に行います。
やや湿り気のある、水はけのよい土壌でよく育ちます。
植え付け時に球根が乾いている場合は、植え付け後にたっぷりと水やりします。

地植えの場合・・・深く根を張る性質があるため、深くまでよく耕します。
20～30cm位の間隔で、球根の頭が隠れるくらいに植え付けます。

鉢植えの場合・・・赤玉土と腐葉土を混ぜたものや、市販の草花用培養土を使用します。
球根の頭が地面に隠れる程度に浅植えにします。

【水やり】
地植えの場合・・・特に水やりは必要ありませんが、夏場の極端な乾燥には注意します。
逆に過湿にしすぎると球根が腐ってしまうため、気を付けます。

鉢植えの場合・・・葉が茂っている成長期は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
葉が枯れた休眠期～花が咲く頃までは、カラカラに乾燥させない程度に水やりをします。

【肥料】
翌年の花を大きく、美しく咲かせるには、花後と葉がよく茂っている冬期間に
少量の化成肥料を与えます。チッソを控え、カリやリンの成分を多めに与えます。

【殖やし方】
球根が混み合って地表に見えてくるようになったら、増えた球根(子球)を外して分けて、植え替えます。
子球の大きさにより差がありますが、花が咲くまで2～3年かかります。
適期は夏の休眠中です。

【ポイント】
※性質上、植えた年に咲かないことがあります。
寒冷地の冬期間は、雪に葉が覆われたままだと光合成ができず、球根が育たないため
葉に積もった雪を適宜、取り除くようにしてください。

地植え、鉢植え、プランターなどで栽培可能です。
花壇や、切り花などに利用されます。
品種によって花期が異なるため、数種類を植えておくと長く楽しめます。

数年は植えっぱなしでも平気なほど丈夫で栽培は容易なため、初心者さんにもおすすめです。