マタタビ(木天蓼):メス

マタタビ(木天蓼):メス

マタタビ 通年

ラインナップ

商品名:マタタビ(木天蓼):メス苗 4号(12cm)ポット
(商品番号:02-0400-01)
販売価格(税込):¥1,720
在庫なし

商品説明

マタタビ(木天蓼)の雌木です。
自家不結実性なので、実をつけるには雄木を一緒に植えてください。
マタタビ(木天蓼)全品種 はこちら→ 

 

マタタビ(木天蓼)の基本情報

別名:ナツウメ(夏梅)

日本全土の山地に自生する雌雄異株の落葉つる性木本です。
キウイフルーツやサルナシと同じマタタビ科で、果実の断面もキウイフルーツにそっくりです。

雄花をつける雄木、雌花および両性花をつける雌木があります。
6~7月の花期には、枝先の葉は表面が白くなり目立って見えます。
果実はドングリのような形状で、8~9月に黄緑色に熟します。
果実や若芽は食用でき、茎葉はお茶にして飲用されるほか
つるは強靭で、籠などに利用されます。

「猫にマタタビ」と言われるように、ネコ科の動物はマタタビの香りが大好物で強く反応します。
マタタビの名前の由来は、長旅に疲れた旅人がマタタビの果実を食べたら元気が出て
「また旅」をした、ということから名づけられたと言われています。

また、マタタビアブラムシが花の子房(しぼう)に産卵すると正常な果実とはならず、
虫こぶ状になり、古くから秘薬として重宝されてきました。
虫こぶになった果実を蒸して乾燥させたものを生薬名で木天蓼(もくてんりょう)と呼びます。
マタタビの蔓(つる)を乾燥したものは、天木蔓(てんもくつる)、
虫こぶでない実を乾燥したものは天木実(てんもくじつ)と呼びます。


マタタビの雌木・両性花


マタタビ雄木・雄花


マタタビの虫えい


マタタビの果実

 

栽培方法

【環境】
日本の山野に自生する植物なので、栽培は容易です。
半日陰~日向のよくやや湿り気のある土壌を好みますが、日陰でも育ちます。

【植え付け】
適期は2月下旬~3月頃です。
完熟堆肥を元肥にして高植えして、蔓を誘引する支柱を立てます。
放任するとつるが四方に伸びて絡みつくので、つるの先端を摘んで生長を止めておき、
落葉した2月頃に整枝をします。

【剪定】
今年長く伸びた、つるは翌年花芽がつかないので、深く切り詰め、
そこから出る短枝を多く出るようにします。
長く伸びた枝は切り詰め短枝を多くするような剪定をします。

【肥料】
8月下旬~9月に、リン酸、カリ成分の多い化成肥料を根元に2握り程度与えます。
窒素成分は控えます。
冬季に根元に堆肥を埋め込みます。

【殖やし方】
挿し木、とり木、実生で殖やします。
実生は雌雄の区別がつかないので、挿し木、とり木が良いです。
挿し木は、2月~3月中旬に前年枝を、約20センチに切り挿し木にします。
とり木は、4月上旬~中旬に、全年枝のつるを環状剥離して、ミズゴケを播いて保護しておき、
10月以降に切り離します。
挿し木、とり木ともに、良い母木を選ぶようにします。結実までには4~5年かかります。

用途

庭木、鉢植え、盆栽としても楽しめます。

マタタビの若芽は、天ぷら、炒め物、おひたしや和え物にして食用されます。
茎葉は干して乾燥させて、マタタビ茶として利用できます。

果実は、黄緑色の頃は苦味がありますが、黄色くなるまで熟すと甘くなり生食もできます。
塩漬け、味噌漬け、果実酒(マタタビ酒)などに利用されます。

つるや葉を陰干しして乾燥させたものは入浴剤(マタタビ風呂)としても用いることもできます。

商品情報

販売時期 通年
発送日目安 約1週間後
カテゴリー 果樹 / 食用 / 和ハーブ / マタタビ
苗の詳細 樹高:約0.2m~
ご注意 【商品在庫について】
植物という商品の特性上、苗の状態によって在庫が流動的になることがあります。
ご注文いただいた商品が欠品となる場合もありますので、予めご了承ください。

【掲載写真・商品状態について】
写真は成長過程(開花時、結実時など)のイメージで、お届け時の状態は苗や苗木になります。(特別な記載がある場合は除きます。)
植物ですので季節や入荷状況によっては生育程度、サイズ、色など状態が異なる場合があります。
宿根草や落葉樹など、秋~冬は地上部がないものや、枯れたように見える商品もあります。
商品によっては、一部剪定を行って発送することもありますのでご了承ください。
記載されている樹高については、土から出ている高さとなります。季節によっては、記載の樹高より成長している場合もあります。

【球根について】
写真は成長過程(開花時など)のイメージで、お届け時の状態は球根になります。
植物ですので、天候や生育状況によっては納期の遅れ、収穫の減少・納品不能等が発生する場合があります。予めご了承ください。
商品は到着後、直ちに開封し、植え付けまで直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所で保管してください。