新駒緑(しんこまみどり)は、トゲが少なく扱いやすく、多収が期待できます。(若木の間はトゲがあります)
香りと風味の良いタラノキです。
タラノキの基本情報
タラノキは、日本各地や東アジアに分布する落葉低木です。
春の新芽はタラの芽と呼ばれ、山菜として食用します。
タラの芽は苦味のある独特の味わいで、「山菜の王様」として知られています。
枝や幹には鋭いトゲがあり、樹高は2~4mほどになります。
葉は2回羽状複葉で互生し、枝の先に5~10㎝ほどの楕円形の小葉をたくさん付けます。
8月頃に小さな白色の花を多数咲かせます。
円錐状の大型花序で、がく、花弁、雄しべ、花柱、いずれも5の数で成りたっています。
秋に、黒色の球形の果実となります。
タラの芽には、カリウムやマグネシウム、リン、鉄分などのミネラルを含有していて、栄養価も豊富です。
また、幹皮、根皮は生薬として用いられ、日本の民間薬の代表的な樹木でもあります。
タラノキの花(撮影日:9月16日)
タラノキの果実(撮影日:10月167日)