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コゴミ/クサソテツの基本情報

和名：クサソテツ（草蘇鉄）　別名：コゴミ

日本全国に広く分布するシダ植物です。
山地、山すそなどの少し湿った場所に群生します、

若芽はコゴミ、コゴメと呼ばれ、山菜として食用されます。
ゼンマイ、ワラビの仲間ですが、アクをとらずにそのまま食べることができます。

【環境】
半日陰の湿り気のある涼しい場所を好みます。
暑さには弱いので夏の管理は注意します。
一度植えつければ毎年収穫が可能です。

【植え付け】
適期は3月上旬～5月上旬で、30ｃｍ前後の間隔で植え付けます。
元肥として堆肥や腐葉土を十分に混ぜ込みます。

鉢植えの場合は、水はけの良い用土に植え込み、通年半日陰で管理します。

【水やり】
乾燥に弱いので、鉢植えの場合は土の表面が乾いてきたら水やりをします。
地植えの場合も、土が乾燥しているようなら水やりをします。

【肥料】
肥料がなくても育ちますが、7月と10月に追肥するとよく育ちます。

5～6月に渦巻状に丸まっている幼葉を採取し、山菜として食用できます。
アクがないので調理が容易です。
茹でておひたしや胡麻和えや煮物、天ぷらなどに、茹でたものを冷凍保存もできます。

コゴミは栽培も容易で、 成長した姿も美しいため観賞価値がありガーデニングにも用いられます。
日陰でも育つのでシェードガーデンとして、また鉢植えも可能なので観葉植物としても楽しめます。
また、生け花の材料としても人気があります。