ハマナスの白花品種です。
■ハマナス(浜茄子)の基本情報■
和名:浜梨
古くから日本に自生するバラの原種のひとつで、落葉性低木です。
北海道から東日本など日本海側の海岸の砂地に多く自生しています。
太い枝には多くの針状の棘が密生し、葉はやや長い楕円形で、上面には光沢があり無毛で、葉の下面には密毛があります。
初夏に濃桃色(または白色)で強い芳香がある花を咲かせ、お茶やジャムなどに利用されます。
花後につく赤い実は、甘みと酸味があり食用でき、ジャムや果実酒、お茶に利用されます。
ハマナスの果実は、ローズヒップとも言われ、ビタミンCが豊富に含まれていることで
近年注目されています。
また、地方によってはお盆の時期に仏前に添える大切な果実になっています。
ハマナスの根は染材となり、秋田県の「秋田八丈」はハマナスを染料とした絹織物です。
ハマナスの苗 4号ポット(撮影:4月2日、樹高:約0.4m)
ハマナスの苗(撮影:9月29日)