ヤマモモ(山桃):森口(メス木)

ヤマモモ(山桃):森口(メス木)

ヤマモモ 通年

ラインナップ

商品名:ヤマモモ(山桃):森口(メス木)苗 4~5号(12~15cm)ポット
(商品番号:02-0421-02)
販売価格(税込):¥2,990
数量:
商品名:ヤマモモ(山桃):森口(メス木)苗 5号(15cm)ポット
(商品番号:02-0421-01)
販売価格(税込):¥2,486
在庫なし

商品説明

森口は、大実種で酸味が少なく、糖度が高く、果汁も多く、
松脂臭さもない生食向きの品種です。

■ヤマモモ(山桃)の基本情報■

中国大陸や日本が原産で、関東以南の低地や山地に自生する常緑高木です。
雌雄異株で、3~4月に小さな花を咲かせます。
果実は球形で直径1~1.5cm、紅紫色に熟し、やや松脂臭があります。
生食でき、味は甘酸っぱく美味しいですが、傷みやすいため一般には流通していません。

樹皮は古くから染料として用いられ、海水に強いことから魚網を染めていました。

樹皮を天日で乾燥させたものを生薬で、楊梅皮(ようばいひ)といいます。
また、熟した果実を楊梅(ようばい)と呼びます。

雌雄異株です。
確実に結実させるには、雄木を近くに植えるか人工授粉が必要です。
飛散距離はかなり広いと言われており、1本でも結実することもあります。

ヤマモモの雄花(撮影日:4月11日)

 

栽培方法

【環境】
適湿地を好み、潮風にも耐える性質があります。
生長はやや遅く、大気汚染にも普通程度に耐え、公園樹や街路樹などにも向きます。
関東以南の暖地に適していますが、新潟市でも花がつき実がなります。

【植え付け】
暖地性から植え付けは、5月~9月頃が向きます。
適期は新梢の固まった6月中旬~7月中旬ころが良く、
植え場所は、やや粘質の肥沃土が良く、日当たりの良い、風の強くない場所を選びます。
根部の乾燥を特に嫌うので、植え穴の底には堆肥や腐葉土を十分にすきこみ、
土中の湿気を保つようにします。
土質の悪い場所では、広範囲に腐葉土などを敷きつめ水ぎめで植えます。

【剪定】
新梢の固まった6月下旬~7月上旬か11月頃に、かるく刈る程度でよいです。
根元から出るヤゴは早めにかき取ります。

【肥料】
2~3月頃に、根元周囲にみぞを掘り、堆肥や腐葉土、落葉を多く埋めると
土中湿度が高くなり良く生育します。
また7~8月頃に、鶏糞、油粕に固形の化成肥料を混ぜて根元にまきます。

【殖やし方】
実生で果肉を除き、乾燥しないように貯蔵して、翌春3月中旬頃に播種し、
2~3年以上培養してから植えつけますが、雌雄の区別は花が付くまで解りません。

【病害虫】
病害虫は特別にはありません。

【ポイント】
極度の乾燥は生育を遅らせるので、冬季の乾燥した風とともに植え場所には十分注意して、
土中の湿地を保つようにします。
枝の剪定は伸びすぎた枝を切る程度でよく、手のかからない木です。

 

 

用途

病害虫・公害に強いので庭木は勿論、街路樹や公園樹としても用いられます。

ヤマモモの果実は生食のほか、傷みやすい性質のため、塩漬けやジャム、ゼリー、
ジュースや果実酒(ヤマモモ酒)として利用されます。

また、ヤマモモの葉や樹皮を乾燥させたものは、お茶としても飲用されます。

 

商品情報

販売時期 通年
発送日目安 約1週間後
カテゴリー 果樹 / 食用 / 和ハーブ / ヤマモモ
ご注意 【商品在庫について】
植物という商品の特性上、苗の状態によって在庫が流動的になることがあります。
ご注文いただいた商品が欠品となる場合もありますので、予めご了承ください。

【掲載写真・商品状態について】
写真は成長過程(開花時、結実時など)のイメージで、お届け時の状態は苗や苗木になります。(特別な記載がある場合は除きます。)
植物ですので季節や入荷状況によっては生育程度、サイズ、色など状態が異なる場合があります。
宿根草や落葉樹など、秋~冬は地上部がないものや、枯れたように見える商品もあります。
商品によっては、一部剪定を行って発送することもありますのでご了承ください。
記載されている樹高については、土から出ている高さとなります。季節によっては、記載の樹高より成長している場合もあります。

【球根について】
写真は成長過程(開花時など)のイメージで、お届け時の状態は球根になります。
植物ですので、天候や生育状況によっては納期の遅れ、収穫の減少・納品不能等が発生する場合があります。予めご了承ください。
商品は到着後、直ちに開封し、植え付けまで直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所で保管してください。

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