水門(別名:北光)は、明治時代に北海道小樽市で発見された品種で、北海道ではメジャーなサクランボです。
水源地の水門近くで発見されため、「水門」と称されています。
果肉はやわらかめで、糖度が高く、適度な酸味もあり濃厚な味わいを楽しめます。
寒さに強く、雨による裂果が少ないという特徴があります。
収穫時期は、7月上旬~7月中旬です。
受粉樹は、佐藤錦、南陽、ナポレオン、紅秀峰 などが適しています。
サクランボ(桜桃/オウトウ)の基本情報
サクランボ(桜桃/オウトウ)はバラ科サクラ属の落葉中高木です。
サクランボにはいくつか種類があり、日本で生食用として栽培されているサクランボの多くは、
甘味のあるセイヨウミザクラ(西洋実桜)に分類されます。
そのほかに酸味の強いスミミザクラ(酸実実桜)、「暖地桜桃」の名前でも流通している中国原産のシナミザクラ(支那実桜)があります。
4~5月にサクラに似た白い5片花をつけ、花後に丸みを帯びた赤い果実をつけます。
品種によって黄白色や赤黒色く色付くものもあります。
サクランボは多くの品種が自家不結実性で、結実させるには異なる品種の混植が必要です。
相性の良い品種と、相性が悪くて受精できない品種があるため、あらかじめ確認が必要です。
また、品種によっては1本でも結実するものもあります。