ディアンヌは、日本原産のマンサクと中国原産のシナマンサクを交配させた園芸品種です。
花色は濃赤銅色、紅葉は赤と黄が混じりたいへん美しいです。
’Diana’ ・・・ダイアナ、ダイアン、デイアン、ディアヌ など様々な呼び方があります。
※2021年2月現在 花芽は少な目ですので、ご了承ください
マンサク(万作/満作)の基本情報
マンサクは、本州、四国、九州の日本全土の山野に自生するマンサク科マンサク属の落葉小高木で、日本固有種です。
早春を代表する花木として、古くから庭木として広く親しまれています。
花は、早春の2~3月に葉が出る前に鮮黄色のひも状の細いリボンのような4枚の花弁の花を咲かせます。
葉は菱形のような形で、花後に芽吹き、秋になると紅色~黄色に紅葉します。
名前の由来は、早春にまず花が咲くので、「先(ま)ず咲く」という意味から、転訛(てんか)して、マンサクという名がついたと言われています。
また、黄金色の花を一面に咲かせた姿を豊年満作と見立て、縁起かついでマンサクになったという説もあります。
マンサクの種類・品種
■アカバナマンサク(赤花満作)/ベニバナマンサク(紅花満作)
本州日本海側~北海道の山地に自生するマルバマンサクの変種とされ、名前のとおり赤い花をつける品種です。
日本原産のマンサクと中国原産のシナマンサクとの交雑種という説もあります。
■シナマンサク(志那満作)
中国原産で、花期が1月~3月と日本原産のマンサクよりも早咲きで、花もやや大きめで芳香が強く、
枯葉を残したまま花を咲かせる特徴があります。
日本のマンサクと交配させた園芸品種が多数作出されています。
■トキワマンサク(常盤万作/常盤満作)
「マンサク」は落葉性であるのに対し、一年中葉を青々と茂らせる常緑性です。
和風・洋風どちらの庭にも合い、花付きがよく丈夫で刈り込みにも強いため生垣に適しています。