本商品は、晩秋~早春まで休眠期に入っており、地上部は枯れている状態となります。
根は生きていて、春になると芽が出てきます。ご了承ください。
アマチャヅル(甘茶蔓)の基本情報
日本全土の山地や藪に自生する多年生の蔓性植物です。
朝鮮半島、中国、東南アジアに広く分布します。
雌雄異株で、茎は地上をはうか、葉のつけねにある巻きひげを絡ませて、
他の植物などに絡み付きよじ登り繁殖します。
若い時には淡色の軟毛がありますが、すぐ無毛となってしまいます。
葉は互生し、3~7枚の小葉からなる鳥足状複葉です。
小葉は狭卵形で先が尖り、縁にはギザギザがあり、
葉面には細毛が散生しています。
花は円錐状の黄緑色の小花を多数つけます。
果実は液果で熟すと黒緑色となります。
天日で乾燥させた葉を生薬名で七葉胆(しちようたん)といいます。
アマチャズルとよく似たものに、ヤブガラシ(ブドウ科)があります。
葉面には全く毛がなく、巻きひげも葉の反対側についている点で区別ができます。
アマチャヅル(甘茶蔓)の花