グリーンボールは、日照具合によって花色が透明感のあるグリーン～淡いピンク色と変化がある珍しい品種です。
葉は緑色ですが、花は開花時に日陰側はグリーン、日向側はピンクに色づき、花色のグラデーションが楽しめます。

多花性で花付きがよく、耐寒性、耐暑性共に強く、育てやすい品種です。
樹形もまとまりやすく、花後に剪定をすれば小さく形を整えて育てることも可能です。

※2022年6月　次回入荷は未定となっております。

スモークツリーの基本情報

別名：煙の木（ケムリノキ）、白熊木（ハグマノキ）
スモークツリーは、ヨーロッパからヒマラヤ、中国に分布するウルシ科の耐寒性落葉樹です。
雌雄異株で、初夏に雌木は長さ20cmほどの花穂をつけ、小さな黄緑色の花を咲かせます。
花後に花柄が糸状に伸びて綿毛のようになり、木全体を包み込んだ姿は煙が立ちのぼっているように見えるため
この名がつきました。雄木は煙状にはなりません。

見た目がユニークで、樹形も美しく、秋の紅葉も楽しむことができることから、シンボルツリーとして人気があります。
また、切り花やドライフラワー、フラワーアレンジメントなどで花材に利用されます。
耐寒性、耐暑性も強く、病害虫にも強いので手がかからず育てやすく、最近は鉢植え向きの矮性種やカラーリーフの種類も増えており注目の花木です。

スモークツリー:グレース　の紅葉

【環境】
日当たりと水はけの良い場所が適しています。
根が浅く風で倒れやすいので、強風が当たる場所は避けてください。多湿も嫌います。
成長が早く枝が横に張るため、矮性種をのぞき、鉢植えよりは地植えのほうが適しています。
植えつける際は、ある程度のスペースが必要です。

【植え付け・植え替え】
落葉期で真冬を避けた、11月～12月上旬、2月下旬～3月に行います。
スモークツリーの根は細いので切らないように注意して根鉢を軽くほぐして植え付けを行います。
植え付け後はたっぷりと水を与えます。

●地植えの場合
植穴に腐葉土や堆肥を混ぜ込み水はけをよくして、植え付けます。
●鉢植えの場合
苗よりも1回り大きな鉢を用意し、水はけのよい用土に植え付けます。
赤玉土（小粒）、腐葉土、川砂を配合した用土や、市販の培養土7：赤玉土3で配合した用土などがおすすめです。
成長が早く、根詰まりをおこすことがあるため、鉢植えの場合は１年に１回は植え替えを行ってください。

【水やり】
植え付け後、根付くまでしばらくは、土が乾燥したら水やりをします。

●地植えの場合
根付いてからの水やりは不要です。夏場に乾燥が続くような時だけ、水を与えます。
●鉢植えの場合
湿った環境を嫌うため。乾かし気味に水やりをします。

【肥料】
地植えの場合は、生育がよくないときだけ、12月～3月に寒肥として緩効性化成肥料や固形の油かすを施します。

鉢植えの場合は、花後の9月頃と、寒肥として12月～3月頃に緩効性化成肥料を与えます。

【剪定】
落葉期の12月～3月頃に剪定を行います。
成木は自然に樹形がまとまりますが、若木のうちは樹形が乱れやすいため、伸びすぎた枝や古い枝、込み入った枝などを切り詰めます。
古い枝を切り落とすことで、新しい枝が生えやすくなります。春に伸びた枝を切りすぎると花が付かなくなるので、注意してください。

【注意】
稀に肌の弱い方がスモークツリーに直接触れると、かぶれることがあります。
肌が敏感な方は、植え付け時や剪定など直接触れる場合には、手袋などで肌を保護して作業をしてください。

地植え、鉢植えともに栽培可能です。
見た目がユニークで、樹形も美しく、秋の紅葉も楽しむことができ、シンボルツリーとして人気があります。
また、切り花やドライフラワー、フラワーアレンジメントなどで花材に利用されます。