サンザシ(山査子):北京

サンザシ(山査子):北京

サンザシ 通年

ラインナップ

商品名:サンザシ(山査子):北京 苗 4.5号(13.5cm)ポット
(商品番号:02-0214-01)
販売価格(税込):¥2,112
在庫なし

商品説明

サンザシ(山査子):北京(ペキン)は、食用の大実サンザシです。
果実は生食はもちろん、ジャムや果実酒、ドライフルーツなどに利用できます。
豊産性でトゲもなく管理がしやすく、1本でも実を付けます。

 
■サンザシ(山査子)の基本情報■
 
別名:メイフラワー
サンザシは、中国原産の落葉低木です。
日本には江戸時代に渡来し、全国で庭木・鉢植えとして植栽されています。

枝は分枝が非常に多く、小枝が変化した刺も多くあります。
葉は、くさび型で互生しており、葉縁には粗い鋸歯(きょし)があります。
4~5月頃に小枝の先端に小さな白い花を咲かせます。
果実は偽果(ぎか)で、秋に黄色から赤色に熟します。

サンザシの果実は、プロテナーゼ、アミラーゼなどの酵素を含有していて、
魚類を煮る場合に果実を入れて煮ると、骨まで柔らかくなるとされています。
サンザシの果実を天日で乾燥したものを、生薬で山査子(さんざし)といいます。

 

サンザシの花(撮影:5月6日)

 

栽培方法

【環境】
サンザシは、暑さ寒さに強く、樹勢が強く土質を選びませんが、
日当たりの良い、腐植質に富む粘質の湿潤地が良く育ちます。
夏の直射日光と冬の根の凍結には注意が必要です。
鉢植えの場合、赤玉土、腐葉土(ふようど)、黒土、川砂を混ぜたものを用います。

【植え付け】
適期は10月下旬~11月で、元肥として堆肥など完熟した有機質を混ぜ、少し高めに植えます。
枝枯れを避けるなら、2月中旬~3月に行います。

【肥料】
寒肥に1~2月堆肥、腐葉土などを根元に埋めます。
6月と9月上旬に、油粕と化成肥料を混ぜて、3~5握り根元に播きます。
苗木は、植え付け後、5年目くらいから窒素成分を少なくします。

【剪定】
落葉した12月~翌年2月、枝を良く出して横開するので、旺盛な徒長枝や細かい枝を
元から切ると、すっきりとした樹形になります。

【殖やし方】
実生か接木で殖やします。
サンザシは良く結実するので、秋に種子を取り出して乾かさないように保存します。
翌年3月中旬に播きますが、実生からの開花には数年かかります。
接木の場合は、実生苗木を台木にして、3月上~中旬に接木します。

【病害虫】
アブラムシは、見つけたらマラソン乳剤かスミチオン乳剤を散布します。
カイガラムシは、冬季に取るか、機械油乳剤を2~3回散布します。
また、幼虫発生期の5~6月に、スミチオン乳剤がダイアジノン水和剤を2~3回、
1週間おきに散布します。

【その他】
日陰地の植栽や窒素過多により、枝葉が軟弱化して花つきが悪くなります。
また、強剪定をすると徒長枝が出る性質があります。

 

用途

庭木、鉢植え、盆栽の素材としても用いられます。
耐寒性があり樹勢も強いので栽培は比較的簡単です。
春には可愛らしい白い花をつけ、秋には赤い果実と紅葉するので通年楽しめます。

果実は生食のほか、ジャムやシロップ漬け、ドライフルーツ、中国ではお菓子の材料として利用されます。
果実酒(サンザシ酒)としても飲用されます。

 

商品情報

販売時期 通年
発送日目安 約1週間後
カテゴリー 果樹 / 食用 / サンザシ
苗の詳細 樹高:約0.5m~
ご注意 【商品在庫について】
植物という商品の特性上、苗の状態によって在庫が流動的になることがあります。
ご注文いただいた商品が欠品となる場合もありますので、予めご了承ください。

【掲載写真・商品状態について】
写真は成長過程(開花時、結実時など)のイメージで、お届け時の状態は苗や苗木になります。(特別な記載がある場合は除きます。)
植物ですので季節や入荷状況によっては生育程度、サイズ、色など状態が異なる場合があります。
宿根草や落葉樹など、秋~冬は地上部がないものや、枯れたように見える商品もあります。
商品によっては、一部剪定を行って発送することもありますのでご了承ください。
記載されている樹高については、土から出ている高さとなります。季節によっては、記載の樹高より成長している場合もあります。

【球根について】
写真は成長過程(開花時など)のイメージで、お届け時の状態は球根になります。
植物ですので、天候や生育状況によっては納期の遅れ、収穫の減少・納品不能等が発生する場合があります。予めご了承ください。
商品は到着後、直ちに開封し、植え付けまで直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所で保管してください。

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