シュガーンプルーンは、日本の気候に適したプルーンの代表品種です。
果実は20g~40gと小ぶりですが、糖度が高くて酸味が少なく、ジューシーで食味の良いプルーンです。
ドライプルーンにも適しています。
果皮は紫紅色、果肉は黄褐色、豊産性で烈果しにくく育てやすい品種です。
収穫期:8月中旬~9月中旬
自家結実性があり、1本で結実します。
プルーン(西洋スモモ)の基本情報
果樹として栽培されているスモモは、大きく分けて中国原産の日本すもも(スモモ/プラム)と、
ヨーロッパのコーカサス地方原産の西洋すもも(プルーン)の2つに分類され、それぞれ見た目や味が異なります。
西洋すもも(プルーン)はコーカサス地方が原産地と言われる落葉小高木です。
4月中旬~5月中旬頃、サクラに似た白色の5弁花を咲かせます。葉が展開する前に開花するのが特徴です。
果実は8~9月、球形~卵形、赤紫色~濃紺色に熟します。
品種により、生食向きと乾燥向きのものがありますが、日本で栽培されているプルーンの多くは生食向けです。
スモモ/プラムは自家結実性がない品種が多く受粉樹が必要ですが、プルーンは自家結実性がある品種が多く、
比較的1本でも結実します。異なる品種を近くに植えるとより多く結実します。