紅きらりは、「レーニア」×「コンパクトステラ」の交配品種です。
自家結実性があり、1本でも実が成ることから注目されているサクランボです。
果実は大きめ、果汁が多く、甘くて酸味は少なくさっぱりとした味わいです。
比較的収穫量も安定していて、花粉が多いため他の品種の受粉樹としてもおすすめです。
ほぼ全ての品種の受粉樹になり、たいへん重宝します。
収穫時期は6月下旬~
※PVP:種苗法登録品種(登録出願中)
営利目的での利用(増殖、譲渡、輸出入など)は禁止されています。
サクランボ(桜桃/オウトウ)の基本情報
サクランボ(桜桃/オウトウ)はバラ科サクラ属の落葉中高木です。
サクランボにはいくつか種類があり、日本で生食用として栽培されているサクランボの多くは、
甘味のあるセイヨウミザクラ(西洋実桜)に分類されます。
そのほかに酸味の強いスミミザクラ(酸実実桜)、「暖地桜桃」の名前でも流通している中国原産のシナミザクラ(支那実桜)があります。
4~5月にサクラに似た白い5片花をつけ、花後に丸みを帯びた赤い果実をつけます。
品種によって黄白色や赤黒色く色付くものもあります。
サクランボは多くの品種が自家不結実性で、結実させるには異なる品種の混植が必要です。
相性の良い品種と、相性が悪くて受精できない品種があるため、あらかじめ確認が必要です。
また、品種によっては1本でも結実するものもあります。