紅秀峰(べにしゅうほう)は、「佐藤錦」と「天香錦」を交配した比較的新しい品種です。
大玉で実が締まっていて食べ応えがあり、酸味が少なく糖度が高いことが特徴です。
実は硬めのため日持ちが良い品種です。結実の良い豊産性で作りやすく、晩成種の有望品種です。
収穫時期は6月下旬~7月上旬です。
受粉樹はナポレオン、佐藤錦、高砂、紅さやか などが適しています。
サクランボ(桜桃/オウトウ)の基本情報
サクランボ(桜桃/オウトウ)はバラ科サクラ属の落葉中高木です。
サクランボにはいくつか種類があり、日本で生食用として栽培されているサクランボの多くは、
甘味のあるセイヨウミザクラ(西洋実桜)に分類されます。
そのほかに酸味の強いスミミザクラ(酸実実桜)、「暖地桜桃」の名前でも流通している中国原産のシナミザクラ(支那実桜)があります。
4~5月にサクラに似た白い5片花をつけ、花後に丸みを帯びた赤い果実をつけます。
品種によって黄白色や赤黒色く色付くものもあります。
サクランボは多くの品種が自家不結実性で、結実させるには異なる品種の混植が必要です。
相性の良い品種と、相性が悪くて受精できない品種があるため、あらかじめ確認が必要です。
また、品種によっては1本でも結実するものもあります。