チョウセンレンギョウは、朝鮮半島原産種の落葉低木です。
枝は弓なりに長く伸び、シナレンギョウは直立することから区別します。
レンギョウ(連翹)の基本情報
別名:レンギョウウツギ 英名:ゴールデンベル
レンギョウは、雌雄異株の落葉性低木です。
中国原産で、日本にはかなり古くに観賞用に持ち込まれました。
現在では、全国各地で植栽されていて、春を代表する樹木のひとつです。
枝は淡い黄褐色、繁殖力が旺盛で、枝の先は垂れて地面につくと根を出し活着して、
やがて独立した木になりよく繁ります。
果実を採取し、一度蒸気を通してから天日で乾燥させたものを
生薬で連翹(れんぎょう)といいます。
レンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウの特徴
レンギョウ…花は葉の展開前につき、枝を折ると中空、葉が卵形です。
シナレンギョウ…花と同時に葉が展開、花は下向き、枝は下部から分岐して直立、
葉は細い長楕円形です。
チョウセンレンギョウ…枝が弓なりに伸び、花は葉の展開前につき、葉は楕円形です。