パリビンはライラックの矮性種で、花色は桃赤色で香りの良い品種です。
花付きがよく小苗から花を楽しめ、コンパクトな樹形で鉢植えにも向きます。
性質も強健で暑さにも強い品種です。
ライラック(リラ)の基本情報
ライラックは、ヨーロッパ原産のモクセイ科の落葉樹です。
フランス語で「リラ」の名前でも親しまれていて、和名は「ムラサキハシドイ(紫丁香花)」といいます。
ライラックの葉はハート形で、花は4月~6月に紫色を中心に品種によりピンク、白などの小花を房咲きに咲かせます。
甘い香りを放ち、香水の原料にもされます。
寒さに強く花期も長いことから、冷涼な地域では代表的な庭木として親しまれていて、北海道では公園木や街路樹としても植栽されています。
原種は耐暑性が低いですが、園芸種には関西以南でも育てられる品種もあります。
ライラックの近縁種には、日本に自生するハシドイ(丁香花)のほか、
中国北部原産の姫ライラック/チャボハシドイ(矮鶏丁香花)/コハシドイ(小丁香花)があります。
ヒメライラックは樹高1m以下で、コンパクトで鉢植えに向き、比較的暑さに強く暖地でも栽培がしやすいです。