トチュウ(杜仲)の基本情報
トチュウは、中国原産の落葉高木です。
1科1属1種の品種で、雌雄異株です。
樹皮は暗褐色で、がさがさしており、葉は長楕円形で縁はぎざぎざで
若い葉では裏表ともに有毛ですが、葉が古くなると裏面だけに毛が残ります。
葉、枝、幹皮ともに折ると銀白色の糸をひくことが特徴です。
この糸を引く成分はゴム質で、天然ゴムとして使用されます。
葉は杜仲茶の原料として、樹皮は生薬として使われ、中国では古くから
不老長寿の薬とされています。
樹齢15年以上の樹皮を乾燥させたものを生薬名で杜仲(とちゅう)といいます。
庭植え2年目/高さ約1.5m(撮影日:4/30)