大実万両 宝船(たからぶね)は、赤色の大実品種で、株も大型で生育も旺盛です。
マンリョウ(万両)の基本情報
マンリョウ(万両)は、サクラソウ科(ヤブコウジ科)の常緑低木です。
朝鮮半島、中国、インドなど東アジアや、日本では本州中部以西~九州・沖縄までの比較的暖地に自生します。
樹高は0.8mほどに成長し、葉は互生して長楕円形で縁にギザギザがあり、葉色は濃い緑色で表面にはツヤがあります。
花は7月頃に白色の小花を多数つけ、晩秋~冬に赤く熟します。センリョウよりも多くの実を付けることが特徴です。
基本種は赤実ですが、白実のシロミノマンリョウ(白実万両)、黄実のキミノマンリョウ(黄実万両)などがあります。
花の少ない冬に、美しい果実をつけるマンリョウ(万両)は、センリョウ(千両)とともに
お正月の縁起物として江戸時代から人気の高い古典園芸植物です。
センリョウ(千両)とマンリョウ(万両)の違い
センリョウは、センリョウ科の植物で、葉の上に実を付け、葉は対生します。
マンリョウは、サクラソウ科(ヤブコウジ科)の植物で、葉の下に実を付け、葉は互生します。
センリョウ(千両)の実
マンリョウ(万両)の実