【予約販売】
テッポウユリ…8月中旬入荷予定
カノコユリ系、ヤマユリ、オトメユリ、黄金オニユリ…10月中旬入荷予定
ササユリ、コオニユリ、クルマユリ…11月入荷予定


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ササユリ（笹百合）は、本州中部以西～四国・九州に自生する多年草の球根植物で、日本固有種です。

草丈は50ｃｍ～1ｍほどに成長し、葉は笹の葉に似ています。
初夏～夏に、白～淡桃色の漏斗型の花を1本の茎に1～3輪咲かせます。
ほのかな香りがあり、清楚で可憐なユリです。

近年、自生のササユリが減少していて、大変貴重な植物となっています。

 

【環境】
春は日当たりが良い場所で、初夏くらいから半日陰で風通しがよく、涼しい場所が適しています。

【植え付け】
適期は10～11月です。有機質が多く、水はけと水もちの良い土が適しています。
地表から球根3個分ほどの深さに植え付け、たっぷりと水やりします。

地植えの場合・・・あらかじめよく耕し、腐葉土と緩効性化成肥料を混ぜ込んでおきます。
株同士の間隔を球根3つ分空けて植え付けます。

鉢植えの場合・・・植え付けの目安は、4号鉢に1球、5号鉢に3球です。
赤玉土（小～中粒）6：腐葉土4の割合で混ぜた土に、緩効性化成肥料を混ぜておきます。

【水やり】
地植えの場合・・・基本的には天候に任せます。乾燥が続く時は水やりをします。
鉢植えの場合・・・土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

【肥料】
地植えの場合・・・3月、6月、10月に、緩効性化成肥料を与えます。
鉢植えの場合・・・2月～8月までの間に2～3ヶ月おきに油かすを与えるか、1ヶ月に1～2回液体肥料を与えます。

【花後の管理】
種をとる目的がないのであれば、咲き終わった花がらは摘み取ります。
花がらを放っておくと、種を作るために球根の栄養が奪われてしまいます。
葉は光合成が必要なため、切り落とさないようにします。

【植え替え】
ササユリは連作障害が出やすいため、地植え・鉢植えともに毎年必ず植え替えすることが大切です。
地上部が枯れてくる10月～11月に球根を掘り上げ、違う場所に植え替えます。
ウィルス性の病気を予防するため、植え替えの際に使う土や鉢は、新しいものを使用してください。
古い鉢を使う場合は、よく洗って消毒したものを使います。

地植えは、球根の位置を15～20cm横にずらす程度で構いません。
鉢植えは、植え付け時と同様の方法で行います。

ササユリの球根は他のユリと比べると小さいため鱗片がばらばらにならないように気を付けてください。

地植え、鉢植えなどで栽培可能です。
清楚で可憐な花姿で、切り花などに利用されます。