ミモザアカシアは、代表的なアカシアの品種です。
春の開花期には木一面に黄色い花を咲かせます。
ギンヨウアカシアともいわれ、銀色の葉は大変お洒落で花時期でなくても見栄えがします。
ミモザアカシア苗 4.5号 (撮影:4月2日、樹高:約1.1m)
アカシア/ミモザの基本情報
ミモザは、マメ科ネムノキ亜科アカシア属の俗称です。
アカシア属には多くの品種が属しますが、日本でよくみられるものは銀葉アカシアやフサアカシアです。
いずれもオーストラリア原産で、成長が早く、樹高が10メートルにもなる常緑高木です。
2月~3月の花期には、芳香のある球形の鮮やかな黄色い小さな花を多数咲かせ、
木全体が黄色く染まったように見えます。
果実は、5cm前後の豆果、6月下旬頃には紫褐色に熟し、裂けて種子を飛ばします。
ギンヨウアカシア・・・一般的にミモザと呼ばれているものはこちらです。
花期は3月頃で総状花序に黄色の花をつけます。
名前の通り銀白色を帯びた葉を持ち、羽片は3-5対です。
生花に使われたり、公園樹などに利用されます。
フサアカシア・・・フランスのミモザ祭に使われます。
葉は緑色、羽状複葉で羽片は10-20対くらいです。
ギンヨウアカシアよりも、葉・花とも大きい特徴があります。
日本での花期は2~4月頃で、香水の原料としても利用されます。
フサアカシア