藤九郎(トウクロウ)は、岐阜県の在来品種です。
木は強靭、高木になります。
穀果は大粒、品質も良好、低温での長期貯蔵が可能で、食用として人気がある品種です。
晩生種で10月中旬頃に熟します。
■イチョウ(銀杏)の基本情報■
中国原産で、日本には仏教伝来とともに中国から渡来した落葉高木です。
古生代から現在まで生き続けてきた「生きた化石」と言われています。
神社や仏閣などに多く植えられていて、樹齢数100年という大木が多く見られます。
葉は扇形で先端は波状、中央部で深く切れ込んでいます。
秋になると美しく黄葉しますが、琉球列島の南西諸島では温暖なため黄変しません。
果実は直径3センチの卵球形で、特有の臭いを放ちます。
雌雄異株で果樹として栽培されているのは雌木です。
イチョウの花粉は1km以上飛散するといわれており、近くに神社・寺や街路樹で雄木が
植栽されている場合は、特別に受粉木として雄木を植える必要はありません。
イチョウの果実 (撮影:10月23日)
イチョウの雄花 (撮影:4月25日)