原産国:イタリア
フラントイオは、トスカーナ地方原産で、実付きが良く、オイルの含有量も多い品種です。
適応性の良い品種で、世界各地で栽培されています。
果実は小ぶりな卵型で、油の含有率も高く、主にオイル用として利用されます。
自家結実性があります。
(オリーブは自家不和合性が多いですが、フラントイオは自家受粉をする品種です。
ただし、近くに多品種を植えるほうが結実性は高くなります。)
■オリーブの基本情報■
地中海沿岸地方原産の常緑高木です。
日本では瀬戸内海の小豆島がオリーブの栽培で有名です。
初夏にキンモクセイに似た形のクリーム色の小花を咲かせ、秋から初冬にかけて
楕円形の種子の入った果実をつけ黄緑色~濃紫色に熟します。
自家不結実性で、実をつけたい場合は2品種以上を植える必要があります。