ホンコンエンシス「月光」は、常緑の白花ヤマボウシです。
満開時には樹全体が、その名の通り月の光のような白い花で覆われる程になります。
花付きがよく、直立性で樹形が整いやすいのが特徴です。
普通のヤマボウシは日本原産で落葉樹ですが、常緑ヤマボウシは中国が原産国で落葉せず1年中葉が茂る常緑樹です。
■ヤマボウシの基本情報■
日本全土の山地に自生、庭木としても植栽される落葉高木です。
幹は直立して多く枝分かれします。
花は、6~7月ころ、白色4枚の大型の総苞片をつけ、中心に淡黄緑色の小花を20~30個
球状に咲かせます。
特徴のある果実は集合果で球状、秋に赤く熟して食べることができ、甘い味がします。
マンゴーやバナナ、あけびの味に似ていると例えられます。
自家結実性有り、一本で結実します。
ヤマボウシの花
ヤマボウシの実(撮影:9月27日)