比較的寒冷な気候を好む普通のサクランボと違い、暖地桜桃(だんちおうとう)は暖かい地域で結実性が高く豊産性の品種です。
果実は小粒ですが、毎年よく実り、鈴なりに実が付きます。
強健で耐病性も高く、作りやすいため初心者さん向きのサクランボです。
コンパクトに育てることもでき、鉢植えでの栽培にも向きます。
自家結実性があり1本でも実がつきます。
※2024年1月 1年生苗(新苗)となります。
サクランボ(桜桃/オウトウ)の基本情報
サクランボ(桜桃/オウトウ)はバラ科サクラ属の落葉中高木です。
サクランボにはいくつか種類があり、日本で生食用として栽培されているサクランボの多くは、
甘味のあるセイヨウミザクラ(西洋実桜)に分類されます。
そのほかに酸味の強いスミミザクラ(酸実実桜)、「暖地桜桃」の名前でも流通している中国原産のシナミザクラ(支那実桜)があります。
4~5月にサクラに似た白い5片花をつけ、花後に丸みを帯びた赤い果実をつけます。
品種によって黄白色や赤黒色く色付くものもあります。
サクランボは多くの品種が自家不結実性で、結実させるには異なる品種の混植が必要です。
相性の良い品種と、相性が悪くて受精できない品種があるため、あらかじめ確認が必要です。
また、品種によっては1本でも結実するものもあります。。